お江戸風、猫の首紐

うちの猫たちには首輪をしていないけれど、ふと江戸時代の猫がしていたような首紐をつけてみたいなぁと思い立ちまして。

「猫侍」のあなごさんが、それっぽいのをしていたように思って画像を検索してみたら…。

映画「猫侍」より

うーん、鈴とお金が結わえ付けてあるから回転はしないかもしれないけれど、首紐が長すぎる。餌や水の中にちゃぽちゃぽ入って汚れそうで、これは実用的ではなさそう。

漫画「猫絵十兵衛」に出てくる、こんなのが理想かな。

「猫絵十兵衛 御伽草紙」十刊より

ふむ、着物のきれを何かで膨らませて、鈴をつけて首の上で結ぶのか…。これなら私でも作れるかな。

着物のハギレが程よく膨らむように、袋にした中に太めの毛糸を入れて、ちくちくちくちく。猫のいるところで裁縫をしていると、糸や針にじゃれかかられて非常に危険なので、「決して覗いてはなりませぬぅ〜」のおつうさん状態でヒトリ部屋に籠って、もくもくと縫う。

こんな感じかしら、と思うものができたので、早速ててぃんに試着させてみた。

おおっ、色合いが渋めだけど、なんかいい雰囲気じゃない?

ててぃんさん、つけ心地とか、デザインとかどうかな?

結び目のところで色が変わるように作った首ひも@男の子バージョン

実際にしばらくつけていたら、結び目の方が重くて、首の下に回って蝶ネクタイ状態になってしまうことが判明。振袖のハギレを綺麗だからと使ったら、生地が厚くて重すぎたのが原因のよう。もっと軽い生地で作るのが正解だったのかな。うーむ。

ハギレを買いに行ったついでに着物のリサイクル屋さんで見つけた七五三用の髪かざり。赤い絞りで可愛いし、こんなのつけてたら江戸時代の猫っぽいんじゃないかと、買って来たものをふうちゃんにつけてみる。

七五三の髪飾りは猫の首に巻いても、ちょうどいい長さ

似合ってると思うけど、思いっきり嫌がられて、この顔とこのポーズ。日頃から首輪をつける習慣がないと、いきなり首に何かつけられるのって嫌なのかな。

1日もしていれば慣れるだろうと、そのままつけておいたら、だんだん気にしなくなって来て、まあいい感じじゃないかと。

首紐もいくつか作れば、案外簡単に納得のいくものが作れそうな感じ。おつうさんになって、猫の首ひも作りに励むかあしゃんなのでした。

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